クラスサイズ:28人
ICT整備状況:学校全体で1人1台
端末種:Chromebook
「1まいの写真から」という単元において,児童が創った物語を共有する場面でスクールタクトを活用しています。
直接のタイピングではなく,紙媒体で創作したものを写真として取り込み「いいね」や「コメント」で相互交流しました。
自分の創作した物語にいいねやコメントがたくさんつくことで,児童の「学習意欲」と「創造性」を刺激し,このことが「成功体験」にもつながっています。
特に注目してほしいポイントは,「児童主体の交流」が行われている点です。
これは「発言マップ機能/散布図」をみると一目瞭然です(下部に画像あり)。
本事例のように,スクールタクト上での先生の動きによって,子ども主体の学習を実現させることができます。
他者に見てもらう,読んでもらうことを意識して,創作活動を行います。
創作した作品を写真に撮り,スクールタクトに貼りつけて提出します。
【スクールタクトの導入効果】
「協働学習機能」による共有や「プレゼンテーション機能」を活用し,発表中にもいいねやコメントを送ることで,児童間の対話的な学習を実現できます。
先生は,児童の作品や児童間の交流を把握しつつも,あえていいねやコメントは行わず児童の主体的な学習を支援します。
個人情報に係る部分にモザイク処理を施しているため少し見にくいですが発言マップで表示される矢印が束になるほど児童間のいいねやコメントが非常に活発に行われています(右図)。
【スクールタクトの導入効果】
「発言マップ機能」を用いることで児童間の交流の様子を把握でき,児童主体の授業展開を企画することができます。
児童は受け取ったコメント,あるいは他者のコメントに対してのコメントも積極的に行っており,対話的な学習が行われていることが分かります。
【スクールタクトの導入効果】
ICTを介さず対話的な学習を行うためには多くの準備と展開への配慮が必要ですが,スクールタクトの「協働学習機能」や「コメント機能」を用いることで,児童間の素直な対話を支援できます。
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