いっしゅんの形から1
コマ目
6
図画工作
2019/09/29 16:07:172021/10/23 11:29:16

ポイント

クラスサイズ:28人
ICT整備状況:学校全体で1人1台
端末種:Chromebook

「いっしゅんの形から」という単元において,制作した作品の鑑賞会を行う場面でスクールタクトを活用しています。
直接行う作品の鑑賞に加え,バーチャルで多くの仲間の作品に触れる機会を設けることで,ICTを従来の授業方式に取り入れました。
従来ではコメント用紙への書き込みといった形での展開でしたが,スクールタクトを導入することで子どもが行う鑑賞の量と質の両方が向上したと感じます。

自分の作品に多くの仲間からいいねやコメントをもらうことで「自己有用感」が育まれ,学級内が「安心できる居場所」となることにもつながっています。
いいねやコメントの発信も,他者との「関係性づくり」のきっかけとなり,他者に「伝える力」の向上が期待できます。

教科指導におけるスクールタクトの活用が「学級経営」にも役立っている事例です。

詳細

制作活動(前時まで)

各々が作品を制作します。

鑑賞会用ページの作成

 写真に撮った自分の作品をスクールタクトに取り込みます。
 児童は,作品に関する工夫点やアピールポイントを記述し,鑑賞会の準備を行います。

 先生はスクールタクト上で児童の準備が完了したことを確認し,鑑賞会についての説明を行います。

【スクールタクトの導入効果】
 「リアルタイム回答一覧機能」によって準備の完了しないまま鑑賞会が始まってしまうことがなくなるため,児童自身のあきらめや無力感を防止することにつながります。

鑑賞会

 全体のルールとして,いいねやコメントのされていない一人ぼっちを作らないことを掲げ,直接の鑑賞とバーチャル上での鑑賞を同時に行います。
 仲間の作品の良いところについて積極的にコメントを促し,全ての児童が鑑賞する側とされる側になるよう声を掛けています。
 スクールタクト上で気になった作品を実際に鑑賞しに行く児童や,実際に鑑賞した後にスクールタクト上で詳しい説明を読む児童など,それぞれの方法による作品鑑賞が見受けられます。

【スクールタクトの導入効果】
 先生は「発言マップ機能」を表示することで,一人ぼっちになっている児童がいないかリアルタイムでの把握が可能です。
 作品のところへ出向くのみの鑑賞会に比べ,より多くの作品を鑑賞することができ,児童の満足感や創造性の向上が期待できます。

コメント

コードタクトさんの「いっしゅんの形から」

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