新体制になったチームでの取り組みです。お互いに無理なく、得意・好きなことを伸ばしながら働きたい思いから、改めてチーム内の業務の整理と担当を決めることになりました。
業務の整理はエクセルを使うことや、面談をして1人が決めることも可能ですが、お互いに自分のやりたいことや好きなことを整理し、話し合うためにスクールタクト内で「スキルマップ」を作成しました。スキルマップでは、「好き・嫌い」や「得意・苦手」といった4つの軸で現在持っている業務や業務で使うスキルを各自整理しまとめました。
スクールタクトを使うことで、「好き」「嫌い」などと感覚的なものビジュアル化させて整理、共有することが可能になりました。今回のマップではスキルや業務の名前をマップに配置していくので、タブレットで操作しやすく、動かしながら考えれるので自分の思考を整理する良い機会になったと感じています。
今回は比較しやすいよう全員共通のスキルや業務を2枚目のスライドに全て書き出し、各自が貼り付けられるように用意しました。
【スクールタクトの導入効果】
形やラベルを作って配布するだけで準備は完了するので、チーム内での共有に手間がかからず非常に簡単でした。
各自がスキルと業務について「好き―嫌い」「得意―苦手」の2次元上に分類を行いました。
カテゴリーごとに色を変えることで視覚的な理解が促進するような配慮を行っています。例えば、ライティングが主になるカスタマー業務は「緑」、書類作成などの事務は「紫」といい多様に色を分けて表示することで、複数人のマップを比較した時に違いが一目で分かりました。
【スクールタクトの導入効果】
あらかじめ駒を準備しているので、画面上のテキストを指やマウスで動かすだけと簡単な操作で行うことができました。また、修正も非常に簡単に行うことができ、各自考える時間を設けながら各自が自分のペースで並び替えができました。
自身のシートへのコメント欄に各自の考えやメモを記しておくことも、自身の考えをまとめる際や後の交流や有効でした。
順番に発表していくという形式ではなく、各自が空いている時間でほかの人の回答を見て、お互いの強みについてコメントし合いました。その後にみんなで本活動の感想を話し合うことで、各自の考えていたことに加えチームの仲間について考えるよいキッカケとなりました。
【スクールタクトの導入効果】
本事例のように各自の考えを見える化することで、初めて、また改めてお互いのことを知ることが出来てチームの体制を整理できました。
面談のような場で「今後何をやりたい?」「どの業務を担当したい?」と聞かれるよりも、自身の考えをじっくり考えることができ、お互いの適性を見つけ合うことができました。
初回のスキルマップの実施から数ヶ月後に、改めて各自同じ項目でマップを作成し、比較してみました。全く変わらない項目もあれば、業務を行っていく中で好きになったものや、苦手だと分かったものもありました。
【スクールタクトの導入効果】
共同作業モードでお互いのキャンバスに追記やコメントが可能なため、お互いにコメントし合いながら振り返ることが可能でした。定期的に振り返ることで、各自のスキルアップをサポートしたり、お互いの成長を共感することができると感じました。
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