英語・時制の授業をしよう1
コマ目
学校共通
研修
2019/12/04 13:44:442021/10/23 11:27:28

ポイント

クラスサイズ:高等学校1年生 35人
ICT端末の整備環境:1人1台(導入過渡期、1年生のみ)
使用端末:iPad

教科:英語
授業のねらいは、「教える」ために必要な知識を主体的に収集し論理的に伝えることができる能力を育成する。

詳細

授業のねらい

 5月ごろに実施。時制を知識伝達型授業で一通り終えた後、クラスを5〜6人のグループに分けます。グループ内で「現在形」「過去形」「進行形」「未来」「現在完了形」「過去完了形」のうち一つずつを分担し、それぞれがグループ内でお互いに授業をしてもらいました。
 授業はClassiNOTEで作るスライドを用いて行います。スライドを作らせる時点で「文法説明」「注意すべきポイント」「問題出題」「問題解説」について準備・説明を行うよう義務付け、生徒たちが行う授業内容のばらつきをしぼる配慮を行ないました。

※schoolTakt(スクールタクト)と、ClassiNOTE(クラッシーノート)は名称は異なりますが同一サービスです。

授業の流れ1(担当箇所割り振り・授業スライド作りのルール説明)

【授業のポイント】
 担当箇所は教員が単純に座席で割り振り。ゼロから授業を作ることは難しいと感じる生徒もいるだろうし、内容にも大きなばらつきが出ないように「授業スライド作成のルール」を示しました。

【ClassiNOTEの導入効果】
 一覧表示にして並べると、誰が何を担当しているのか一目瞭然になります。

【役立つ機能】
「協働学習機能」「リアルタイム回答一覧」

授業の流れ2(スライド作成)

【授業のポイント】
 生徒たちは授業を行うためのスライドを作成します。生徒たちは教科書や参考書、インターネットなどを使って調べます(ただし出典を義務付けます)。
 生徒たちは画像等でスライドを彩っていきます。さらに、プレゼンテーション機能を使って、実際の授業をイメージしながら生徒たちは作成ができます。
 先生は机間巡視を行いながら、質問を受け付けたりアドバイスを行ったりします。また、ClassiNOTEの教員用画面で生徒たちの作成内容をひとりひとり確認します。間違いを見つけたら、生徒に訂正やアドバイスをします。ClassiNOTE上に書き込んで訂正を促すこともありますが、基本的には直接声をかけるよう心がけました。

【役立つ機能】
「リアルタイム回答一覧」「プレゼンテーション機能」

ClassiNOTEの導入効果

 ClassiNOTEがない時にも「授業をしよう」という取り組みを行っていましたが、事前に間違いを見つけることは大変困難でした。また、SHOW機能で生徒たちも自分以外がどんなスライドを作っているか気にしながら作成できます。

生徒の感想1

・自分がわかっていないことを把握できた
・自分で調べる時間、自分で考える時間があって良い
・他の人に理解してもらえるよう わかりやすく説明するために たくさん調べたからより理解が深まったと思う。
・誰かにできるだけわかりやすく伝えようと積極的に勉強ができてよかった。
・グループ内で教えたり、教えてもらったりして記憶に残りやすかったし、授業自体がおもしろかったです。
・授業を聞いた後のフィードバックができるため、内容が残りやすくかつ他人の意見が聞けてよかった
・他の人のスライドを見て、どんな風にまとめれば見やすいのかなどを知れた。
・授業をするには自分がわかっていないといけないから、いい勉強になった。

生徒の感想2

・眠たくならないし、役に立つ。
・自分がぜんぜん理解できていないことに気づいた。
・友達同士で指摘し合えた
・いつもより主体的に取り組むことができた
・とても良かったと思う。でも質問された時にわからなくなってしまったことがあった。
・自分で授業をしようとする事で自分の担当の所は力がついたと思います。
・自分ではまとめが下手だったり、調べきれなかったことを他の人のスライドから自分よりもさらに深く調べたことや、まとめ方を学べるのかなと思った。
・友達から教えてもらうことで、普段は見えないその友達の良いところが見れた気がします
・担当をもっと細かくして、プレゼンしあったらなおいいものになると思います。

コメント

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