英語・最強のノートを作ろう1
コマ目
学校共通
研修
2019/12/05 16:43:402021/10/23 11:26:27

ポイント

クラスサイズ:高等学校1年生 35人
ICT端末の整備環境:1人1台(導入過渡期、1年生のみ)
使用端末:iPad

教科名:英語
考査に向けて、主体的に学習に臨むための取り組みとして行った授業です。
これまでの授業で、どのような点を注意して学習することが大切だったのか、ということについて生徒たちの間で共有することができれば、それは教員が伝えるよりもよっぽど効果的だろうと考えました。

詳細

授業の要約

「最強のノートを作ろう」
 助動詞(can, will, must, may, should,助動詞の完了形など)をそれぞれ担当分けして、ClassiNOTE上にまとめのノートを作成させました。各項目で「いいね」を一番多くもらった生徒のノートをkeynoteにまとめ、各クラスの「最強の助動詞ノート」を完成させ、Classiで共有する。

※schoolTakt(スクールタクト)と、ClassiNOTE(クラッシーノート)は名称は異なりますが同一サービスです。

スクールタクト導入のねらい

 「共有する」という作業において、ClassiNOTEなしでは実現することが出来なかった取り組みだと思います、また、作成中のノートをリアルタイムで確認することができるため、間違いがあれば教員が共有前に訂正を指示することもできます。

授業の流れ

 助動詞(can, will, must, may, should,助動詞の完了形など)を担当分けして、それぞれが担当項目を詳しく説明するまとめノートを作成します。教科書や参考書、インターネットを用いてもよいが、必ず出典を載せることを義務付けています。また自分が勝手に例文を作ることも禁止しています。
 作成を終えたら、自分以外のノートを評価します。クラス全体で「まずはcanのノートを見ましょう」というようにみんなで順番に見ます。こうすることで、自分が担当した項目はノートを作るために詳しくなり、他の項目を担当している生徒は5〜6人いるので、評価をするために自分が担当していないノートも繰り返し見ることで復習が出来ることになります。
 各項目で気に入ったノート2つに「いいね」をつけて評価します。各項目で最も「いいね」獲得数が多いノートをkeynoteで一つにまとめてClassiで共有します。

授業の流れのポイント

 作成中のノートにエラーがないかを常に確認していました。また、テストに出る出ないに関係なく「これは他の人は知らないだろう」という情報も出来る限り加えてみようと提案することで、知識好奇心をくすぐることができるような声かけをしました。 

【ClassiNOTEの導入効果】
 良質なノートの紹介というのは紙でも行っていたことはありましたが、少数に限られましたし、発信する側としての緊張感を持つことができる機会も少なくなってしまっていました。しかし、ClassiNOTEがあることで、誰もが緊張感を持って取り組むことができる機会となりました。 
 「いいね」獲得数を利用し優れたノートを選出・再編集・共有を行う投票機能として活用できました。

【役立つ機能】
「協働学習機能」「いいね/コメント機能」

生徒たちの感想

・見てもらった時にわかりやすかった!って後で言ってもらえたのが嬉しかった。
・ノートを作ることで満足してしまう部分があったので、自分自身ノートを作ってからもっと理解して勉強しなければいけないと思った。
・自分で調べたりすることによって、調べたことがしっかりと記憶に残った
・自分はノートをまとめるの上手くないし、見にくくなるけど、他人のノートを見てまとめ方が少しだけど分かったような気がする
・いいねが多くついていない人でもポイントを説明してくれている人もいたので全員のものを見ることによって思い出すことができたと思います。
・自分が抜けているところがわかってよかった。
・他の人のノートを見れて、自分では分からなかったことがあって、他の人のを見ることで、間違えていることを発見できるので、ノートを作ることで理解が深まると思った。

コメント

コードタクトさんの「英語・最強のノートを作ろう」

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