クラスサイズ:小学校6年生26人
ICT端末の整備環境:学校に40台+学級に1台
使用端末:Windowsタブレット
社会科の授業や朝の時間、学級活動等において、スクールタクトを活用しました。
授業のねらいは「スクールタクトの活用を通して学校の授業をもっと自由に、仕事をもっと効率よく」です。
・児童が考えた多様な考え方・意見を学級全体で共有したいとき
・調べてまとめる学習をしたいとき
等にスクールタクトを用いました。
具体的には、朝学習の時間を使った学級づくり・総合的な学習の時間等でのポスター作り・社会科での反転学習で活用しました。
子どもは朝の時間にタブレットを起動し、スクールタクトにログインして課題に取り組む。
課題は、「夏休みの思い出」など児童が話し合いたいこと、気軽に書けることを設定した。とにかく気軽に使える題材から始めることで、タブレットを使うことへの抵抗感を減らすことを意図した。また自由に書かせることでスクールタクトの機能に慣れさせた。
個人で課題に取り組み、その後友達のを見に行ってコメントをしたり、いいねをつけたりした。また、必要に応じてワードクラウドを使って、全体の傾向を共有した。
【スクールタクトの導入効果】
普段はあまり関わらない者同士でのコミュニケーションも生まれていた。男女問わないやり取りが見られクラスに一体感が生まれた。
またタブレットの操作・タイピングの技能が驚くほどあがった。
【役立つ機能】
「協働学習機能」「いいね/コメント機能」「ワードクラウド機能」
【授業のポイント】
総合的な学習の時間の職業調べでは、発表のためのポスター作りをスクールタクトで行った。インターネットや本を使って職業について調べた内容をスクールタクトにまとめた。
【スクールタクトの導入効果】
お互いに作業の過程が見合えるので、友達のいいところを取り入れながら、また、アドバイスしあいながらポスター作りをすすめることができた。
また、友達のまとめたものをいつでも見れるので、自分が調べた仕事以外の仕事についても理解することができた。
【役立つ機能】
「協働学習機能」「コメント機能」
【授業のポイント】
どの授業でも、自分で作業する時間を確保したあと友達のを見に行く時間を作っている。自分の考えを持った上で見ることで、考えを深めたり、広めたりできると思っている。
速く課題を終えた児童は友達の課題を見てコメントしたり、困っている児童を助けたりできるので進度の違いによる暇な時間ができず、また、遅い児童には支援が入るのでどの児童も課題を終えることができるようになった。
また、課題を自宅でやる場合にも友達の意見を見れる状態にしている。同じ時間帯に宿題に取り組んでいる友達とコミュニケーションを取り合いながら課題に取り組むことができるので、課題に前向きではない児童も楽しんで取り組む様子が見られた。
【スクールタクトの導入効果】
「ポスター作り」の時と同様に、児童同士の交流により、知識や意見の共有が活発になると考えています。
【役立つ機能】
「協働学習機能」「コメント機能」
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