調理実習 お弁当作り1
コマ目
6
家庭
2020/09/04 14:21:402021/10/23 11:09:58

ポイント

単元名:6年生 家庭科「くふうしよう おいしい食事」 

最終的には、家庭科室でお弁当を作る単元。今回はその一部を授業として設定した。
前回までの授業で、栄養(5大栄養素など)について勉強をしてきた。
今回の授業では、お弁当の具材を何にするか考えることを通して、
自分で作る弁当への意欲づけと、栄養価について考える契機づけにしたい。

詳細

1.理想の弁当を考える

スクールタクトの課題テンプレートに入っていたものを使用。
(キーワード検索 「6年 家庭科」)

1.自分の好きなように具材を詰め込む。
2.画像にない具材は、文章で書き込んでも良いことにした。

各具材が「動く教材」になっていることが特徴。

〜〜動く教材について①〜〜

動く教材にしたい素材を選択(灰色に色味かかった中の、黄色の部分が選択部分に当たる)して、左下のアイコンにある「i」を押すと設定ができる。
※注意点:これは課題未配布時にのみ使える機能

〜〜動く教材について②〜〜

作成した図形や文字、切り取った写真などに、児童が移動や回転などができる権限を付加することができる。
この機能を使うことで、動く教材を簡単に作ることが可能。
今回は、移動と縮小/拡大ができるように設定した。

(参照URL)
https://intercom.help/schooltakt/ja/articles/1548660-%E7%A7%BB%E5%8B%95%E6%A8%A9%E9%99%90%E3%81%AE%E8%A8%AD%E5%AE%9A

2.「お弁当に必ず入れたい食べ物」を記入する

「お弁当に必ず入れたい食べ物」を記入する理由としては、お弁当のバランスを考える際に、自分の好きな食べ物を取り除かずにバランスを保つためにはどうすれば良いか考えさせるためである。好きな食材を中心に考えることは、お弁当作りの意欲付けにもつながると考える。

ワードクラウドとしても活用する。(詳細は後述)

3.相互にいいね・コメントをして、お互いの弁当の良さを認め合う

共同閲覧モードにして、「いいね」やコメントを相互にし合う。
コメントは「お弁当の何がいいと思ったか」を意識して書く。

4.栄養面から見た理想のお弁当を確認する。

本時までに学んだ5大栄養素や、3つの役割に分かれる「エネルギー源になる」「からだをつくる」「体の調子を整える」の比率について確認をする。

その後、自分のお弁当と比べてみる。

5.栄養の観点から友達のお弁当を見て、再度コメントをし合う。

友だちの「お弁当に必ずいれたい食べ物」はお弁当に入れる事を考慮しつつ、最適なバランスになるように、アドバイス(コメント)し合う。

今回の児童の例だと、「オムレツ」と書いたため、オムレツはお弁当に入れることを前提にしつつ、栄養バランスを考えてアドバイスをしあう。

(例) 野菜を増やしてみてはどうですか?など

6.自分が気づいたことや友達のアドバイスからお弁当を作り替える。

今回の画像の児童の場合は、
「からだの調子を整える」栄養素が少なく、「からだをつくる」栄養素が多いと判断したため、肉類を減らして、野菜類を増やした。
次時には、このお弁当を基本として、実際に作る弁当の計画を立てていく。

ワードクラウドの効果的な使い方「時短編」

ワードクラウドを使用して「どうしてもお弁当に入れたいもの」で集計を取り、可視化した。これにより連絡事項を次時ではなく、当日の授業時間内にすることが可能になる。

今回であれば右記の画像のように「卵焼き」が人気であることがわかった。
そこから、調理実習の際に多くの卵焼き用のフライパンの用意が必要なことがわかるため、児童へ、当日に卵焼き用のフライパン持って来てもらうよう声かけすることが可能である。

加えて、卵焼きは調理難易度が高いという理由や、各家庭のオリジナル卵焼きを作りたい児童がいる可能性を踏まえて、
「使う調味料をメモしたり、事前に家で卵焼きの練習をしたりして、美味しい卵焼きを作れるようにしておいて」という声かけもできる。
本来であれば、プリントを集めて集計するなどの対応が必要だが、今回はキーワード抽出を利用して、人気なおかずを可視化することで、適宜アドバイスができるようにした。

コメント

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