授業のねらい:じどう車の「しごと」のための「つくり」を考える
教科名:国語
指導者:越後貫 あぐり教諭
ICT端末の整備環境:一人1台
端末:iPad
まずは朝の会、総合、学活などでシンキングツールに慣れてから、前時までにイメージマップを用いてバス、パトカーなど知っている自動車をイメージする活動を行いました。
本時では、別のシンキングツールを使って教科書に出てくるすべての自動車について、「しごと」のための「つくり」を考えます。
情報と情報との関係についての理解
→シンキングツールを活用し、「しごと」のための「つくり」という関係性がわかる
教科書に出てくるすべての自動車について、「しごと」のための「つくり」を考えます。
クラゲチャートを、頭の部分を「しごと」、足の部分を「つくり」として利用します。
まずは「つくり」のうち2つを一斉学習で確認し、クラス全体で同じ文章を入力します。(図の「本文」)
バスを例に取ると、
「しごと」:人をのせてはこぶ
「つくり」:
・ざせきのところがひろくつくってあります
・大きなまどがたくさんあります
という内容をクラス全員が記入した状態になります。
クラゲチャートの5本の足のうち、残り3本の足は各自が考えた「つくり」を記入します。
バスの例であれば、
・てすりがいっぱいある
・ブザーがある
・いすがいっぱいある
など、「ひとをのせてはこぶ」ための「つくり」が記入されています。
プレッシャーを減らすため「全部書かなくても大丈夫」という声がけをしましたが、児童は皆「もっと書いてみよう!」という気持ちになっていました。
児童の書くことへの抵抗が減り、自力で考えたことを書けるようになったことを実感しています。指導目標の狙いにも近づくことができました。
各自の「つくり」の入力が終わったら、共同閲覧モードに設定し、他の人の考えを閲覧します。
また、ワードクラウド機能でどのキーワードが多く使われているかを確認して盛り上がりました。
シンキングツールについての振り返りでは、本時で用いたクラゲチャートについて、子どもたちから以下のような声が挙がりました。
・しごととつくりがわかった。
・さいしょはむずかしかったけれど、だんだんいみがわかるようになりました。
・かたちがほんとうにくらげみたいでかわいいし、かきやすいのでおきにいりです。
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